これみよがし日記

感情の整理箱

ごめんね青春!

唯一見ていなかったクドカン作品のごめんね青春を見た。風邪を引いているからか、全体的に怒鳴ってるし、声張ってるからか、風邪が悪化した気がするよ。

役者の重岡くんが好きだから見てたけど、今回重岡が生かされてなくて操り人形という絶妙ないじり方されてたから良さが活かされてなかったなぁ。。序盤のいじりの方が好きだった。出来ないキャラか突っ込ませた方が輝くし、なんなら1番目に好かれない2番目の男の子役やらせたらピカイチなので是非という感じだ。ライブだとみんなの彼氏感出してくるし、ポテンシャルありすぎな。

っと、そんな話がしたかったのではなく。毎回見るたびに思うけど、クドカンの脚本えげつないくらい仕込んでるし、その仕込みを回収しているのすごくない???って話がしたかった。このお話の主線は、男女共学への道を書いているけど、元はと言えばへいちゃんの火事が原因で起こったもので、昔の心残りがこの話を支えている。くだらない日常のことをベースに事件を絡ませているし、イベントがどんどん起きる感じがスリルを味あわせているし、ハラハラするし、自分は一気見したけど毎週見ていた人は来週が楽しみだったんじゃないかな。

そして何より登場人物一人一人が主役であり、脇役が脇役じゃないところが素敵だよね。会話の中でも人間味が溢れている。そういうところが好きなんだなぁと改めて思いましたよ。人間らしさゆえに取る行動が一番心に響いちゃうね。誰かを守ろうとしてつく嘘も、見栄からきて発言しちゃう大振りな発言も、怖くて踏み出せない一歩も、全部が全部、自分に身に覚えのある話だからこそ目を離せないんだよね。人生はつまづいて立ち上がるくらいしかないから、立ち上がる元気くらい他人にもらって生きていくしかないんだなってさ、思う。誰しも悩みを持っているし、大きさ関係なくしんどいこともあるよね〜。辛い時は叫んで行こうね。今日も生きててえらい。