これみよがし日記

感情の整理箱

久しぶりかも。

最近、生きてるのか生きていないのか自分でも境目が分からないようになってきた。生きた心地がしないのは、人と関わってないからなのかもしれない。ずっと家にいるのだけれど、ラジオ聞いて合間に仕事してだらだらして過ごしている。どこかでやったことある感覚に似ているなと思ったら、これはあれだ。学生時代の自分と似ている過ごし方をしているんだと気づいた。昼までゆっくり寝て、フラフラしていた学生の時と一緒の時間の使い方だった。あっもしかして実は何にも成長してなかったのかな、と疑った。あの頃と何ら変わりのない心持ちで、ずっとここまで来てしまったことへの罪悪感と、世の中の同世代の人たちの変化についていけず取りこぼされてしまったことへの諦めが混沌としている。誰も止めずに野放しにしてくれたことをとても感謝したい。止めたとしてもきっと聞く耳なんてもってなかっただろうな。

それでも私たちの時間は進んでいて、誰も止めることはできない。生きるしかないという一択のために、心削って生きている大勢人間がいる。そこからはぐれてしまった人たちは二択目を探し始める。探しても見つからなかった者もいるだろう。見つからず終わる者もいる。終わったと心底絶望してからがスタートだった。絶望という暗くて底の見えない沼みたいな空間と出会った時、何をすることもなくただただ楽しかったあの頃を思い出したのだった。そこからぐるぐると回想が始まる。昔みた満天の空に散りばめられた星。澄んだ空気の夜。人間を覆いかぶせそうな木々。すべてが鮮明に蘇る。子供の頃に得た記憶と感触が知りたくなった。もっと原点に帰りたい。そんな気持ちでいっぱいになった。

気づけばレンタカーと山々に囲まれてそうな宿を探していた。もっと純粋なままでいたいと強く思えたから、その想いだけで十分お腹いっぱいだった。自分にもまだそんな気持ちが残っていたことが嬉しかった。まだ生きていけるかもと思った。また更新してみようとも思えた。いろんなことがあった数年だったな。文字を書いていたあの頃にやっと戻れたことへの幸せを噛みしめながら今日はゆっくり寝よう。また明日からがんばろう。おやすみ。