アポ日記

感情の整理箱

バス停の錆び

朝からバタバタだった。テスト受けて、カツ丼食べて、お茶飲んで、面接行って、書類提出した。文字に書き出すと大した用にも思えないけれど、実際はそうでもない。淡々と過ごしてるようで、意外と動いている。3キロ間隔くらい。ヒールで歩きたくないから、バスを使って梅田まで行って、梅田から電車で移動する。行ったことのない土地へ電車に揺られながら、不安に駆られる。電車間違えてないかな。前回、そろそろ着くやろって思って、乗ってたら全然知らない駅の名前アナウンスされてて降りたら、全く知らない景色が広がってたことあるから、なおさら気にする。何度も確認しても無理な時は無理よねえ。ちゃんとできる人ってなんやろねえ。そういう性質なの?なんなの?どうなってんの?

何回も受けたりしているけれど、面接で何を求めているのかとかそういう細かいところを気にして、テンパる時もあったりして、また上手くいかなかったななんて帰り道に振り返って反省する。空も心なしかどんよりしてる。たまたま一緒になった人たちと終わった後に仲良くなったりして、近況とか話す。そんな感じですよねーなんて言いながら、みんな未来を見つめたりしていて、葛藤している。そんな姿を見ながらも、自分も頑張らないかんなぁなんて我に返る。

上手くいかなくて、受けるところ変えたら、すっと受かるようになって。

流れ着くところに流れて、終えるんだろう。自然の摂理には逆らえなくて、きっと自分にできることしかできない。限界を超えるのは、生まれ持った才能であり、それを磨くくからよね。そうだよね。明日から一生懸命に生きようね。君もあなたも、これからも。

知らない場所へ行くことが多いから、道ゆく景色の写真を撮ることが最近の日課で、特に寂れた景色が好きでよく撮っている。バス停の目印看板が錆びているのを見ると、ちゃんとそこに暮らしがあったんだって認識できるから、私はそれだけで安心するのだ。錆びることはあんまり良しとされないけれど、長く生きなければ錆びてこないんだよ。どんなことがあっても、2本の足で生活した後がある限り、まだ希望があるんだ。電柱の錆びも、アパートの錆びも、そう。誰かが住んでいるって事実が愛おしいんだよね。人間だから、ちゃんと錆びていきたい。綺麗なままでいるよりずっとずっと。