これみよがし日記

感情の整理箱

言葉の力

もうこんな時間(1:41)ですが、知らないふりをして書いちゃうよ。

今日は過去を掘り返す作業をした。だいたい未来のことを考える機会の方が圧倒的に多くて、明日何食べようかなから、老後はどうしようまで様々だ。年金の心配をしている人もいる。それくらい未来には期待していると思うけど、敢えて過去を掘ってみた。未来を見るためには、自分を知る必要があって、明るい未来を生きるには暗い過去を整理する必要があるのだ。誰も過去が暗いものなんてことはないんだけど、現状に満足できてない私には暗い過去だ。

幼少期の頃から現在までをゆっくりと紐解いていくと、意外にも自分の性格がシンプルに浮き彫りになった。取り留めのない過去たちが集結しても喧嘩にならなかった。人間生まれてからそんなに変わることってないんだなぁなんて思ったり。だからこそ変わりたいと願うし、本屋に山積みにされている明日から別人になれそうな勢いのある自己啓発本が売れる。よくよく考えてみたら当たり前なことなんだけど、私たちは未来に期待しているのだ。

私はすごく否定的な言葉や断定されることが苦手で、今でも拒絶反応が起きる。否定しているのは自分ではないと頭で分かっていても、その言葉に反応してしまう。もっと厄介なのが、嫌だという態度や言葉で示したとしても、相手がそれを理解してくれない時だ。嫌なのに、それは甘えだとか、そんなんだからダメなんだとか、色んな言葉を巧みに操り四方八方囲んでくる。シンプルに地獄で笑ってしまう。追い込むのが好物という悪趣味な人たちもいるものだ。

そんな趣味の悪い人たちにあった時、どうしたらいいのか。聞いてみたら、2つあって、逃げるか寄り添うかの2択だった。特に寄り添いたいと思った人には、①嫌と思った自分の意図を話し、②事実を言い、③及ぼすであろう影響について考え、④それを踏まえて偽りのない気持ちを伝える。基本的に一般的な説教は①②で止まっていて、③に進むことはあまりない。大抵は自分の怒りだけをぶちまけて終わったりすることもあるから、強ち間違いではなさそうだ。自分だけこうしてほしいって伝えるから、気持ちは伝わらない。もっとその先の、二人の関係性をどうしたいのか。特にどうでもいいやと思っているなら、そんなことわざわざする必要ないし、放って置けばいい。そうではなくて、より良い関係性にしたいなら、③④は必須だ。特に④は自分の気持ちを伝える絶好のチャンスだから。

こうしてみてみると、人間って欲しがりで我儘で自己満足の世界を生きているんだなぁって思います。傲慢さも人間の仕事。