アポ日記

感情の整理箱

あの夏の思い出はずっとポケットにしまったまま

お題「最近見た映画」

最近観た映画「君の名前で僕を呼んで

ティモシーシャラメ演じるエリオが、年上の大学院生オリヴァーに恋する瑞々しくて切ない夏の思い出の映画。これを観たときの感想は、うまく言葉にできなくて、すごくもどかしかった。心であの夏のひと時を全部感じているのに、言葉にしようとしても適当な言葉が見つからない。私の中の言葉をすべて奪っていくような焦燥感と、もう二度と味わえないような眩しさ。この映画はきっと私の宝物になってゆくのだろうと観ながら思っていました。

映画を観ている間、もうずっと眩しい。映っている風景は煌びやかで、どこをとっても美しい。北イタリアってあんなユートピアみたいなところだっけなって思うくらい、全部好きな風景だった。あんな街で好きな人と恋に落ちることができるなんて、ロマンチックで溺れちゃうね。

私の中にあった恋する気持ちが鮮明に蘇ってきて、エリオとオリヴァーの気持ちが痛いほど伝わる度に泣きそうになった。切なくて怖くて、でも近づきたい。触れたい。触れたい。みんなもそうだったでしょう?

 

そんなこんなで、1回目観た時は感情だけが残ってしまって、ストーリーなど頭に入ってこなかった。ずっとエリオの切ない顔の余韻が響き続けているだけ。心がすっからかんになっちゃった。悔しくてもう一回観に行ったけど、一瞬で終わった。ちゃんと理解したのは3回目から。この映画何回見ても印象が違って、気づくところも変わってくるから面白い。きっとそれだけ思い当たる青春を詰め込んだんだろうな。これを書いてる側でまた見たくなっているもの。私もそんな恋の話作ってみたいな。甘酸っぱくて苦いやつ。美味しくないけど、記憶には残っているような恋の話。いつの日か実現したいな。